今回は猫について、少し書きたいと思います。
猫は犬ほど猫種によって大きさの違いはありませんが、体形などの違いはあるので紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
猫のサイズ
小型猫とは?
猫の大きさについては、曖昧な基準しかありませんが、成猫になった時に体重が3㎏以下の猫を小型猫として呼んでいます。
猫種としては、
ミヌエット、マンチカン、シンガプーラなど
がいます。
大型猫とは?
体重が5㎏以上の猫のことを大型猫と呼んでいます。
猫種としては、
ノーウェジャンフォレストキャット、メインクーン、ラガマフィン、ラグドールなど
がいます。
猫は小型猫、大型猫と分類するより、これから紹介する体形別に分類するほうが主流かと思います。
猫の体形(ボディタイプ)
![](https://vtlaboratory.com/wp-content/uploads/2021/07/411154_s.jpg)
猫は体形によって6つのタイプに分類されます。
オリエンタルタイプとは?
胴体や手足が細く、全体的にスレンダーな体形です。顔は小さく、耳は大きめ。
6種類の中で、1番スリムな体形です。
猫種として
コーニッシュレックス、オリエンタルショートヘア、シャム、など
がいます。
フォーリンタイプとは?
オリエンタルタイプよりやや丸みを帯びていて、フォーリンタイプも全体的にスレンダーな体形です。
猫種としては、
アビシニアン、ソマリ、ロシアンブルーなど
がいます。
セミフォーリンとは?
フォーリンタイプより手足が短く、一般的にイメージする猫らしい体形です。
猫種としては、
アメリカンカール、エジプシャンマウ、マンチカンなど
がいます。
コビータイプとは?
胴体や手足が短く、全体的にがっしりとした体形です。顔は丸く、耳は小さめ。
猫種としては、
エキゾチックショートヘア、ヒマラヤン、ペルシャなど
がいます。
セミコビータイプとは?
コビータイプより、やや胴体や手足が長くなった体形です。顔は大きめで貫禄があります。
猫種としては、
アメリカンショートヘア、シャルトリュー、スコティッシュフォールドなど
がいます。
ロング&サブスタンシャルタイプとは?
今まで紹介した5つのタイプに当てはまらない、体が大きくがっしりとした体形です。
大型猫と呼ばれている品種はこのタイプです。
猫種として、
ノーウェジャンフォレストキャット、メインクーン、ラガマフィン、ラグドールなど
がいます。
被毛の種類
![](https://vtlaboratory.com/wp-content/uploads/2021/07/4881667_s.jpg)
猫の被毛も犬と同様、猫種によってダブルコートとシングルコートに分かれています。
ダブルコートとは?
固くて長いオーバーコート(上毛)と柔らかくて細い短いアンダーコート(下毛)の二重構造からなっているものをダブルコートと呼びます。
主に、オーバーコート(上毛)は皮膚を守る役割を持ち、アンダーコート(下毛)は保温・保湿の役割を持っています。
そのため、ダブルコートの猫は冬毛から夏毛に変わる春と、夏毛から冬毛にかわる秋の年2回、アンダーコートの生え変わりで大量に毛が抜けます。
猫種としては、
短毛種:アビシニアン、アメリカンショートヘア、ロシアンブルーなど
長毛種:ノルウェージャンフォレストキャット、ペルシャなど
短毛種・長毛種の両方:スコティッシュフォールド、マンチカンなど
がいます。
シングルコートとは?
アンダーコート(下毛)がない、一重構造からなっているものをシングルコートと呼びます。
シングルコートの猫は一年を通して毛が生え変わるため、ダブルコートの犬と比べると抜け毛は少ないです。
猫種としては、
短毛種:シャム、シンガプーラ、ベンガルなど
長毛種:ターキッシュアンゴラ、ターキッシュバン、メインクーンのみ
がいます。
シングルコートの猫は比較的種類が少なく、日本猫はほぼダブルコートです。
猫は犬と違い自身で毛づくろいをおこないます。
毛づくろいの際、毛を飲み込んでしまうので飲み込む量を減らすためにも、定期的なブラッシングは必要です。
また、長毛種については自身の毛づくろいだけでは毛玉ができてしまうため、短毛種よりのもこまめなブラッシングが必要です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は猫の見た目について書いてみましたが、猫は猫種によって大きな違いがないので飼い主の好みが特に反映されそうですね。
お手入れが比較的簡単な短毛種、優雅ですがちょっとお世話が大変な長毛種がこの辺りがポイントになりそうです。
猫種選びに悩みすぎはないと思うので、彼ら(彼女ら)の特徴を考慮し、納得いく猫種選びをしましょう!